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午後になると、頭の後ろが重くなる。
肩こりだと思っていたけれど、実は違うかもしれません。
結論:首の緊張が頭痛につながっていることがあります
先に結論からお伝えします。
慢性的な頭痛の背景に、ストレートネックによる首まわりの緊張が関係していることがあります。
首の筋肉が緊張して硬くなると、血流が滞りやすくなります。
その状態が続くことで、締め付けられるような頭痛につながることがあると言われています[1]。
なぜ首の状態が頭痛にまで影響するのか。
体の構造から説明していきます。
なぜストレートネックが頭痛に関係するのか
本来、首の骨(頸椎)はゆるやかなカーブを描いています。
このカーブがあることで、頭の重さをうまく分散できる仕組みになっています。
ところが、前かがみの姿勢が続くと、このカーブが失われてまっすぐに近づいていきます。
これがストレートネックと呼ばれる状態です。
カーブを失った首は、頭の重さをそのまま支えることになります。
その負担は、首の付け根や後頭部の筋肉に集中しやすくなります。
筋肉が緊張し続けると、まわりの血管が圧迫され、血流が悪くなります。
この状態が、締め付けられるような頭の重さや痛みにつながりやすいと言われています[1]。
肩こりだと思っていた不調が、実は首から来ていることは珍しくありません。原因の場所を知ることが、対策の第一歩になります。
肩こりからくる頭痛との違い
| 特徴 | 首の緊張からくる頭痛 | 一般的な肩こり |
|---|---|---|
| 痛む場所 | 後頭部から側頭部にかけて | 肩から首の付け根中心 |
| 感じ方 | 締め付けられる・重だるい | 張っている・凝っている |
| 長時間作業後 | 頭痛として自覚しやすい | 肩のこりとして自覚しやすい |
どちらも根っこの原因は共通していることが多く、明確に線引きできるものではありません。
ただ、「肩こりのケアをしても頭痛が変わらない」という場合は、首そのものの状態を見直す価値があります。
枕の高さについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:ストレートネックさんの枕の高さ。体格別の目安と、失敗しない選び方
頭痛が出やすい人の3つの傾向
① スマホ・パソコンを見る時間が長い
画面をのぞき込む姿勢が長時間続くと、首が前に出た状態が定着しやすくなります。
画面をのぞき込む姿勢が続くと、首が前に出た状態が定着しやすくなります。
② 枕の高さが合っていない
高すぎる枕も低すぎる枕も、寝ている間の首の負担につながります[2]。
朝起きた時点で首が痛い場合は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
関連記事:朝起きると首が痛い。それ、寝違えだけが原因じゃないかもしれません
③ 猫背気味で頭が前に出ている
背中が丸まっていると、それを支えるために首がさらに前に出やすくなります。
今日からできること
- 1時間に1回、画面から目を離して首をゆっくり回す
- スマホは目の高さに近づけて見る
- 後頭部の生え際あたりを、指の腹で軽く押しながらゆっくり深呼吸する
強く揉むのではなく、やさしく触れて緊張をゆるめるイメージで。
強い頭痛や、今までと違うタイプの頭痛を感じる場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。
もう少し詳しく:季節による頭痛の出やすさ
首まわりの血流は、冷えの影響を受けやすいと言われています。
気温が下がる季節や、冷房で首元が冷えやすい環境では、緊張型の頭痛を感じやすくなる傾向があります。
ストールやハイネックで首元を保温するだけでも、感じ方が変わることがあります。
よくある質問
Q. 頭痛薬を飲めば十分ですか。
一時的な対処にはなりますが、姿勢や首の状態を見直さないと、繰り返してしまうことがあります。
Q. マッサージに行けば良くなりますか。
一時的に楽になることはありますが、日常の姿勢のクセが変わらなければ、また同じ状態に戻りやすいです。
Q. どんな頭痛なら医療機関に相談すべきですか。
今までにない激しい頭痛、吐き気やしびれを伴う頭痛、徐々に悪化していく頭痛がある場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
まとめ
慢性的な頭痛は、肩こりだけでなく、ストレートネックによる首の緊張が関係していることがあります。
スマホ・パソコンの見方、枕の高さ、猫背の姿勢。
どれも小さなことですが、積み重なることで頭痛につながっていきます。
気になる方は、枕の高さについてまとめたこちらの記事もあわせてチェックしてみてください。