健康

寝ても疲れが取れない人へ。睡眠時間より先に見直したい「寝ている間の体」

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7時間は寝ているはずなのに、朝から体が重い。

起きた瞬間から「もう疲れている」感じがする。

休日に長く寝ても、だるさが抜けない。

寝ても疲れが取れないとき、見直したいのは睡眠の「時間」だけではありません。

寝ている間、体がちゃんと休めているかどうかです。

結論:寝ている間も体が「休めていない」と、疲れは持ち越される

先に結論からお伝えします。

寝ても疲れが取れない背景には、日中の筋肉の緊張や血行不良が、寝ている間もほどけずに残っていることがあると言われています[1]。

そして、寝ている間に体がしっかり休めるかどうかは、寝姿勢と寝具に大きく左右されます。

自然な寝姿勢を保てて、スムーズに寝返りが打てること。

それが、寝ている間に体を休ませるための土台です[1]。

なぜ寝ても疲れが取れないのか

日中の緊張を、寝る直前まで持ち込んでいる

デスクワークで同じ姿勢が続くと、肩や首、腰の筋肉は緊張したままになります[1]。

寝る直前までスマホを見ていると、その緊張がほどけないまま布団に入ることになります。

体に合わない寝具で、どこかが踏ん張っている

マットレスが柔らかすぎると、お尻が沈んで腰が曲がった姿勢になります。

枕が高すぎたり低すぎたりすると、首が不自然な角度のまま固定されます。

体のどこかが一晩中踏ん張っている状態では、寝ても体は休まりません。

寝返りが打ちにくい

寝返りには、同じ場所に負担がかかり続けるのを防ぐ役割があります。

寝返りが打ちにくい寝具や体の状態だと、朝のこわばりやだるさにつながりやすくなります。

関連記事:寝返りが少ないと体が痛くなる?朝のこわばりと寝具の関係

疲れが取れないのは、睡眠が足りないからとは限りません。「寝ている間の体」に目を向けると、見直すポイントが見えてきます。

寝ても疲れが取れない人のチェックリスト

チェック項目考えられること
朝、肩や首がガチガチに固まっている枕の高さや寝姿勢が合っていない可能性
朝、腰が重い・痛いマットレスの沈み込みや腰の反りが関係している可能性
あごや奥歯のあたりがだるい寝ている間も食いしばっている可能性
寝る直前までスマホを見ている体と頭の緊張がほどけないまま寝ている
朝起きたとき、寝る前と同じ姿勢のまま寝返りが少ない可能性

あごまわりのだるさが気になる人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

関連記事:気づくと歯を食いしばっている人へ。その原因、姿勢にあるかもしれません

寝る前の5分でできる、体のゆるめ方

ベッドで仰向けになり手のひらを上に向けてゆっくり呼吸する女性

手のひらを上に向けると、肩や腕の力が抜けやすくなります。

  1. 仰向けになり、両腕を体の横に置いて手のひらを上に向ける
  2. 鼻からゆっくり吸って、口から細く長く吐く(5回)
  3. 肩をぐっとすくめてから、ストンと力を抜く(3回)
  4. 膝を立てて、左右にゆっくり倒す(左右5回ずつ)
  5. 奥歯を離して、口元の力を抜いたまま目を閉じる

「ストレッチ」より「ゆるめる」意識で行ってください。

がんばって伸ばすと、かえって体が緊張してしまいます。

寝具を見直すときのポイント

整えられた白いベッドと枕

マットレスと枕は、毎晩数時間、体をあずける道具です。

  • マットレス:仰向けで寝たとき、立っているときに近い自然な姿勢を保てるか。寝返りが打ちやすい硬さか
  • 枕:仰向けでも横向きでも、首のカーブを無理なく支えられる高さか

自然な寝姿勢と寝返りのしやすさ、首を支える枕の高さは、寝具選びの基本と言われています[1]。

腰が気になる人は、こちらでマットレスの硬さの考え方をまとめています。

関連記事:反り腰の人のマットレス選び。硬さで失敗しないための3つの基準

首や肩が気になる人は、こちらの枕の記事も参考にしてください。

関連記事:ストレートネックさんの枕の高さ。体格別の目安と、失敗しない選び方

よくある質問

Q. 長く寝れば疲れは取れますか。

睡眠時間が足りていない場合は、まず時間を確保することが大切です。

ただ、時間を延ばしても疲れが取れないなら、寝ている間の体の状態を見直すタイミングかもしれません。

Q. 寝具を買い替えたほうがいいですか。

すぐに買い替えなくても、タオルで枕の高さを調整したり、寝る前に体をゆるめたりすることから始められます。

それでも変わらない場合に、寝具の見直しを考えてみてください。

Q. 疲れがずっと続いていて、気分も落ち込みがちです。

強い疲労感が長く続く場合や、気分の落ち込みをともなう場合は、病気が隠れていることもあります。

自己判断せず、医療機関に相談してください[1]。

まとめ

寝ても疲れが取れないのは、寝ている間も体が休めていないサインかもしれません。

日中の緊張を持ち込まない。

体に合った寝姿勢をつくる。

寝返りが打ちやすい環境を整える。

まずは今夜、手のひらを上に向けて5回深呼吸してから眠ってみてください。


出典

  1. CREX 睡眠コラム(寝ても疲れが取れない原因と改善法)

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